アプライアンスとは、家電のように、単体で機能する製品。
業務レコーダ(調レコ)は、ネットワークに接続されたアプライアンスの集合です。 たとえば、RFIDリーダーやネットワークカメラは個々にCPUやイーサーネットポート、ウエブサーバー機能を持っており、自立して動作します。
業務レコーダのサーバは、個々のアプライアンスをネットワークを通じて常時監視しており、異常を感知すると、エラー表示を行ったり、問題が継続する場合には、自動的に遠隔リセットを行います。
たとえば、カメラ5台構成の業務レコーダですと、
- camera x 5
- RFID reader x 5
- POE Switch x 1
このような自立、分散型のシステムは以下のような長所を持っています
- 拡張が容易
- 問題特定が容易
- 負荷が分散される
- 信頼性が高い: SPOF (Single Point of Failure) が少ない
- 部分的なアップグレード等が容易:アプライアンスがカプセル化されているから
難しそうなことを書いてきましたが、なにを言いたいか?
業務レコーダ(調レコ)はパソコンソフトではありません。
アプライアンスと、ネットワーク、データベース技術を駆使して作られたトータルな業務用システムなのです。 ブルースクリーンとは無関係!
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